海外のホテルに宿泊するにはデポジットが必要

以前海外のホテルでチェックイン時に卒業旅行と思われる一向が何やらフロントスタッフとクレジットカードが必要との説明に対し日本でツアーで申し込んだから必要ないと言った感じのやり取りをしているのに遭遇したことがあります。

そう、これは海外で自分で手配して旅行している人なら当たり前かなと思いますが「デポジット」です。
初めての海外で、ましてや外国語でのやりとりなのでいきなりクレジットカードを出せと言われたら困惑しますよね~。

添乗員さん付のツアーで行く場合は代わりに手続きをしてくれるので気が付かないですが、添乗員さんが付かないツアーだったり自分で予約をしていく場合には自力でチェックインをしなくてはならないのでデポジットに遭遇することになります。

今回はこの「デポジット」について紹介いたします。

デポジッドとは?

海外のホテルでは事前にネットで宿泊代を支払い済みでもチェックイン時に宿泊代を支払っても
食べ物やクリーニング代が追加で発生
部屋の物を壊してしまった
部屋の物を持ち帰ってしまった
延泊したのに料金を払わない
など追加で精算が必要な場合にお客からとりっぱぐれないようにするための防衛保証制度がありこれがデポジットと呼ばれます。

デポジットはどうやる?

私が経験上
1)1~2泊分位高い金額でクレジットカードを切る。
(預り区分でクレジットカードが有効かの確認も兼ねていて実際には料金請求はその日には発生しない)
2)クレジットカードで宿泊代金分支払、追加費用があればチェックアウト時に追加分を払う
3)ホテル規定額の現金を預ける(大体1~2泊分位)
がデポジットのパターンとして多いようです。

海外に行くにはクレジットカードが必要と言う話がありますがこのデポジットも理由の一つです。
クレジットカードを1枚しか持っていないと読み取りエラーの場合現金払いが必要になりますが十分な現金を持っていないと宿泊できない可能性もあるので複数枚(できれば違うブランド)を持っていくのが無難です。

デポジットしたお金は返ってくる?

チェックアウト時にデポジットを戻してもらう処理が必要となりますが、
現金の場合
・返金してもらい改めて精算をする
・預け金から精算額を引いた残金を返金される
となります。
日本と違い海外では自分で主張しないと勝手に決められてしまうので希望がある場合ははっきり伝えましょう。

クレジットカードの場合
チェックイン時に多めに処理した支払伝票をキャンセル処理し新たに正しい金額で処理する。
となります。

デポジットで気を付けること

■現金で支払った場合は預かり証を必ずもらう!
日本にいる時には気を付けていても海外と言うアウェイの場ではいつもしていることを忘れる事も多いです。
預り証を貰わないとチェックアウト時に預けた、預けないで揉める原因になりますので気を付けてください。

■目の前で処理をさせる
大きなホテルの場合は大抵問題ないですが奥に入って処理をするホテルもあるのでその場合どんな処理をされるかわかりません。
余計な伝票を切られるならまだしもスキミングの被害にあう可能性もあります。
ホテルに限らずクレジットカードの処理は目の前で行ってもらうのを基本にしましょう。

■デポジット伝票の処理を確認する
大抵はデポジットで処理した伝票は破棄するか返して貰えますが、言わないとそのまま何もしない場合もあります。
後のトラブルの原因とならないように不要となったものは確実に破棄するよう伝える必要があります。

■帰国後にきちんと明細を確認する
ホテルスタッフも人間ですので騙したり悪さをするつもりがなくても何かの間違いで2重に処理されていたりする場合もありますので必ずクレジットカードの明細は確認が必要です。決済日の関係で遅れてくる場合もあるので半年は保管が必要かと思います。

ちょっとした豆知識

デポジットはあくまで保証の為なので宿泊費の支払いにはデポジットで使用したクレジットカードを使う必要はありません
旅行中にデポジットに使用したカードが限度額を超えてしまった場合に別のクレジットカードを使ったり、チェックアウトは帰国日と言う事も多いでしょうから現金が余っていれば現金で支払いもできる場合があります。(やり取りが面倒かもしれませんが・・・)

如何ですか?
これで海外で突然クレジットカードを出してくれと言われても混乱しないと思います。
以上「デポジット」の紹介でした。

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